【工業団地特集】TFD工業団地 JCK INTERNATIONAL PCL.

あらゆるニーズに応える戦略的立地 / 新たにTFD工業団地2を開発

TFD工業団地2は、TFD工業団地の成功を引き継いでチャチュンサオ県に開発された。東部経済回廊(EEC)内に立地し、タイ投資委員会(BOI)およびタイ工業団地公社(IEAT)の恩典を受けることができる。つまり、TFD工業団地2の入居企業は投資活動における権利、特典をフルに享受できるのである。

充実したインフラとアクセス

TFD工業団地はJCKインターナショナルが開発、運営している。同社は1977年にタイファクトリーディベロップメントという社名で設立され、工業団地用地の開発、販売、建売・賃貸工場の提供のほか、工業団地、倉庫施設の資産をプロパティーファンドとして運用している。現在の資本金は33億2,400万バーツ。

同社のクリタワット・テーチャウボン副社長は「TFD工業団地2は2017年末に開発された工業団地です。TFD工業団地2ではより先進的に、入居企業にとって選択肢を増やすゾーン分けがなされています。一般産業ゾーン(GIZ)とフリーゾーンがはっきり分けられ、電力、廃水・廃棄物処理、セキュリティなどのインフラが充実しています」と語る。

TFD工業団地2は総面積833ライ。チャチュンサオ県バンパコン郡のモーターウェイ沿いに立地している。工業団地の出入り口は3カ所あり、国道4号線、国道314号線からチャチュンサオ県バンパコンに出られる。さらに団地内には幅35メートルの4車線道路が伸びており、貨物の搬送に極めて便利。

アセアン各国との連結性も抜群

TFD工業団地2は近隣の物流拠点へのアクセスに優れ、スワンナプーム国際空港から40キロ、バンコク港から59キロ、レムチャバン港から69キロ、ウタパオ空港から114キロ、マプタプット港から126キロに位置する。

クリタワット副社長は「TFD工業団地2は洪水の心配がないほか、バンコク、サムットプラカン、パトゥムタニ、ナコンナーヨック、プラチンブリ、サケーオ、チョンブリ、チャンタブリ各県へのアクセスが良く、東西南北に迅速に動くことができます。特にスワンナプーム国際空港、クロントイ港に近いことは、ヒトとモノの移動において優位となります。レムチャバン港、マプタプット港も近く、また国境のサケーオ県からはCLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)への道が開けています。アセアンを視野に置いたアクセスの良さはEコマース、物流に利点があり、現在、中国、日本、インド、欧州の投資家の視線が集まっています。また自動車部品、家具、食品、医療分野からも関心を集めており、検討が進んでいます」と語る。

同社は事業の拡大を進めており、最近では東北部ナコンパノム県にある王室管理局の土地1,335ライを50年間賃貸する契約を締結した。「狙いは工業団地を主とする不動産開発です。国家戦略でもある国境の工業団地開発に参加します。ラオスとの国境地帯を発展させ、中国南部を含めた東南アジアの繁栄を構想しています」。

(2019年9月号掲載)

JCK INTERNATIONAL PCL.

18 Soi Sathorn 11 yaek 9, TFD Building, Yannawa, Sathorn, Bangkok 10120

Tel:092-655-8383、099-189-9991、02-676-4031~6 E-mail:industrial@jck.international

Web:http://www.tfd-factory.com/

 

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