品質管理を支える計測器を豊富にラインナップ 顧客のニーズに合致した製品・サービスを提供

MMTエンジニアリングは、金属の硬さ試験機、試料作成装置、工業用顕微鏡、引張・圧縮試験機、工業用計測器などを販売している。世界中のハイエンドモデルを扱う同社は、プロフェッショナリズムと専門知識で顧客のニーズを満たし、タイの様々な大手製造企業から高い信頼を得ている。

プロの仕事と責任を理解する

MMTエンジニアリングは検査機・測定器の販売店として1994年に設立された。社名はMetallurgy Metrology and Testing(冶金・計測・試験)の略称だ。同社のビジネスについて、社長のソムチャーイ・ポンティッププラパー氏は次のように語った。

「当社は試験機、分析機器、計測機器、精密測定機、工業用顕微鏡などを専門に扱っています。ビジネスの過程を通じて、私たちはお客様の仕事と責任を理解することを常に心がけています。そして、タイの製造業に最高の製品を届けるために世界中の一流メーカーから製品を選んでいます。

私たちのビジネスの基本は、お客様のニーズに注意を払い、集中して良いサービスを提供することです。私たちは、自分たちが高品質の計測・試験機器を必要としているお客様の代表であると考えています。良い販売店であるためには、深い知識、専門知識に根差したアドバイスができるスキルが必要です。そして、お客様の使用目的に合った適切なツールを選択することが重要です。

当社は30年近くタイの日系企業とも取引をしてきました。私たちは創業時から同じ理念と目標を持っており、これまでと同じように日本のお客様をサポートする準備ができています。製品の品質管理プロセスで使用される計測・試験機器を必要としている日本のお客様は、私たちが提供する高品質の機材と充実したサービスにより、大きな安心感が得られるでしょう」

ソムチャイ氏は、産業分野における計測・試験機器の役割と重要性についても言及した。  「品質管理(QC)は、産業界の生産プロセスの中核です。メーカーは品質管理プロセスにおける試験・計測作業の重要性をよく理解しています。なぜなら品質管理は、生産工程でのミスを逃さないためのものだからです。生産工程でミスが発生すると品質に影響を与えます。ビジネスへの影響はもちろん、最も深刻なのはユーザーに危害が及ぶ可能性があることです。  当社は製品の販売代理店として、正しい製品を正しく組み立て、お客様にサービスを提供するための品質管理プロセスを綿密に行います。熟練したスタッフがあらゆる質問に答え、様々なアプリケーションの制限を含む使用上の技術的な詳細をすべて説明するので、オペレーターは最高の製品とサービスを安心して受けられます。

この2年間は新型コロナの影響で経済が縮小し、製造業の購買力も落ちたため、売上は減少しています。しかし、2022年には20%の売上増を見込んでいます。製造業における計測・試験機器の需要を支えるが当社の務めです。そのため、お客様がアクセスしやすいようにウェブサイトを整備するなど、オンラインマーケティングにも力を入れています。また、より多くのトレンドに対応できるように調整しています。加えて、高度な専門知識を持ち、いつでもお客様にサービスを提供できる人材の育成にも引き続き力を入れています。お客様に最高のもの、最高の価値を提供するためには、自分自身と競争せねばなりません。  計測・試験機器を探している企業家の皆さんに伝えたいのは、ブランドやモデルの選択に加えて、適切な販売店を見つけることも慎重に検討すべき要素だということです。なぜなら、オペレーターがプロのサービスを利用することを選択すれば、スムーズなオペレーションと基準を満たした製品が得られるからです。MMTのサービスを利用すれば、オペレーターは製品の品質以上のものを得られます。私たちの専門知識、経験、責任感は、製品の使用中に価値を付加します。なぜなら、私たちのビジネスの目標はHappy Customersであり、お客様が使用中ずっと幸せであるようにすることだからです」

MMTエンジニアリングは、QATM、Testo、HST、BAQ、Kulzer、MATSUZAWA、Starrett、Epsilon Tech、G&R、Euro Products、Optika、JFE ADVANTECHなど、ドイツや日本を代表するブランドの製品を取り扱っている。これらの製品は、自動車部品、金属鋳造、焼入れ工場、金属加工、航空宇宙、金型、溶接などあらゆる業界で使用されている。現在は新製品も追加され、MMTの製品やサービスはすべての製造業のニーズを満たすことができる。

「材料の引っ張り強度を測定しながら、金属の伸びを測定する装置も扱っています。作業によってはサンディングの前に伸びを測定する必要があるからです。材料の弾性率の算出に対応するために、当社は世界最大の伸び計を製造しているEpsilon(米国)の代理店となっています。硬さ試験機の校正用標準部品や圧子は、ISO/IEC品質システムに準拠したUKAS認証を取得しています。標準試験片はロックウェル、ビッカース、ブリネルの各単位で用意されています。

当社は、日本のMATSUZAWA、オーストリアの自動・半自動硬さ試験機メーカーのQATMなどの販売代理店でもあります。また、当社が販売代理店を務める最新の製品として、日本のJFE ADVANTECHのエアリーク検出装置「MK-750ST」があります。この製品は、架空配管や作業者が近寄れない場所のエアリークを検出する装置で、超音波で信号をとらえるため騒音下でも検知可能です。持ち運びができるように設計されており、エアリークの発生箇所がカメラ画像により一目でわかります。配管腐食によるピンホールからのリーク検出、フランジのゆるみやパッキン劣化によるリーク検出、レギュレーター接手部からのリーク検出、溶接不良によるリーク検出、溶接機等エアチューブからのリーク検出などに役立ちます。

当社は高品質な製品を販売するだけでなく、タイ工業規格協会(TISI)からISO/IEC 17025の認証を受けた、タイでは初となる金属硬さ試験機の校正ラボを備えています。校正は、あらゆる種類の計測・試験機器の測定結果に信頼性を与えるためのもう一つの重要な要素です。

生産工程で使用される計測器および試験や分析も、メーカーの信頼を築くための重要なプロセスです。なぜなら、国際基準に則った計測・試験機器の正確な測定結果を保証できるからです」

2022年1月1日掲載

会社情報

会社名 MMT Engineering Co.,Ltd.
住所 1153/38-39 Soi Ladprao 101, Ladprao road,Klongjan, Bangkapi, Bangkok 10240
お問い合わせ先 Tel:02-187-0263-66 Fax:02-187-0262 E-mail:sales@mmtengineering.com Web:www.mmtengineering.com
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